ドイツの部屋探し③-WGを内見する

内見
って、いいますよね。日本では。
問い合わせして、次は内見へ。

でもここはドイツ。

パワーバランスがひっくり返って
家を貸す人>>>>>>家を借りる人
になっている国です。
内見して部屋の明るさとかー駅からの近さとかー
気に入ったらはい契約。

てわけにはいきません。
内見
とは名ばかりの、「面接」です。

この住人または大家による面接を
このあとベルリンでも現在の街でも何度か経験するのですが、
わたしはこれ、本当に苦手です。

WGなので、住人が「一緒に住みたい」と思えば合格、
「あまり興味ない」なら不合格です。
この構図がわかっている時点で卑屈な気持ちになります・・

 

この面接のあと

「じゃあまた1週間以内に連絡するね」

と言われるのですが、ダメな場合は連絡がこないことも多々有ります…

これは結構ショックです。

相手は一回でも顔を合わせて話をした人間なので、

わたしだったら必ず連絡すると思うからです。

人はどこで繋がっているかわかりません。

一緒に住むことは色んな事情でできなくても、

連絡を待っている人をそのままにしてトンズラするような

人間はたかが知れてる。と、毎回自分を励ましていました。泣


でも、何度か経験してわかったことは、
わたしがこの人面白そうだなと思った人は必ず興味を示してくれる
ということです。
まあ友達できるときもそうですよね。

でもそんな誰にでも好かれるタイプではない上に、外国人。
的中率は低いです。でも地道に頑張ります。
すると巡り合わせがやってきます。
わたしは自分の出会い運だけは本当に最強だと思っていて、
神がかり的なことはよくわかりませんが、
必ず出会える
と信じています。
家が足りていればこんな苦労はしなくていいのかもしれないですが、
このわたしが大嫌いな面接を乗り越えたら、
まあまあの確率で住みよい我が家が手に入ります。
 だってみんな少なからず好意的だから選ばれたわけなので。

さて、ベルリンで初めて住んだWGはどうだったかというと・・・

これについてはつづきに書きます。
とりあえず、無事内見という名の面接をパスし、
初めてのWGで暮らし始めることができたのでした。