ベジタリアンとビーガンとわたし
ドイツにいるとベジタリアンによく出会います。
さらにビーガン(卵チーズもたべないひと)もたくさんいます。
さらになんらかの食物アレルギー(小麦、砂糖、大豆などなど)をもつひともとてもたくさんいます。
そしてわたしはなにを隠そうそんな人たちと一緒に住んでいます。
はっきりいって
とても
やりづらい・・・・・
それ以外は素晴らしい人々で、優しいし楽しいし一緒に住めて本当に幸せなんだけど、
なんだけれども、なのだがしかし・・・・
わたしはじつはイギリスに住んでいた1年半と日本に帰ってきてからしばらく、大体3年くらいベジタリアンでした。とても短い間だけど、わたしにとっては大きな転換点でした。
なぜベジタリアンになったかというと、イギリスの物価の高さが原因でした。
魚はおろか肉も日本のスーパーの3倍くらいの値段で、わたしは果たしてそこまでお金を出してこの肉を食べたいのか、、?と考えた末の結論でした。
肉がどうやってスーパーの店頭に並ぶのかというドキュメンタリーを見たことも大きく、じつは今でもスーパーの肉を買うことはほとんどありません。
ですが、わたしはベジタリアンをやめました。
なぜって寿司が好きだから!!!笑
世界で一番好きなもの寿司。イギリスではろくな寿司がないので、ついうっかり忘れていたのですが、日本に帰ってしばらくしたら、
いや、寿司っしょ。やっぱ。
となったのでした。
肉も、頻繁ではなくとも、どうしてもたべたい時ってのがあるようで、
それには素直に答えてあげたいと思ったのでした。
わたしの場合は理由が経済的な問題と、スーパーと畜産という仕組みの問題なので、それ以外で納得できたらいただきます。となるのですが、
動物愛護
これが問題でベジだったりビーガンだったりすると、とても手強いです。
かわいそう→たべない。ということは、たべる→さいてい。なわけで、、、
いや、でもわたしは食べますけどね!!!!
ちょっとここは触れてはいけない問題になってしまいます。
ただ彼ら、ベジやビーガンが健康的だとも思っていて、それは全然違うぜよ。
と言ってやりたい。
どうしたってタンパク質が足りない彼らは、甘いものを欲しがります。
エネルギーを手っ取り早く取れるから。甘いものはたまに食べるから美味しいのであって、毎日たべるものではない。
これはわたしが摂食障害になったときに経験した流れそのままです。
ダイエットがきっかけで厳しい食事のルールに振り回されていた2〜3年前(もうそんな前なのか、、、)毎日パンケーキやアイスや菓子パンをたべ、それを埋め合わすように食事を制限していました。
甘いものが好きなんだと思い込んでたのですが、じつは悪循環にはまり込んでいただけだったのです。泣
そして甘いものと同時に、油分を欲しがります。
マーガリンやピーナッツバターを大量に使います。
健康的とはとうてい言えない偏食です。
ビーガンは特に、植物性のタンパク質(主に大豆)をどれだけたくさん摂れるかが大事なのですが、なんとわたしの同居人、ビーガンで大豆アレルギーときた。
それゆえ彼女はせっせと週3くらいでケーキを焼いています。
せめて卵だけでもたべるといいのに・・・
と老婆心ながら思うのです。
まあ、言いませんが。
わたしも野菜を中心にたべるし、工夫をして料理するのは好きなのだけど、お肉も大切につくられたものはありがたくいただきます。自分が食べるものを「気持ち悪い」と言われるのは気持ちの良いもんじゃあありません。
彼らは自分たちだけが食べ物のことを考え、環境を考えていると思っていますが、お肉を食べるひとであっても、なにをたべるかを選んでいます。
とちょっと愚痴でした。
こういうすれ違いは文化のせいではありません。
勉強して体で実感して初めてわかることがあります。
食べ物は自分の体と社会とのバランスです。