海外にいる日本のサラリーマンは

とーーーーーーーーーても

 

評判が悪いです。

 

どこでかって?

 

日本食レストラン(バイト先)にて。です。

 

理由は簡単。

 

チップくれないから\(^o^)/\(^o^)/

 

いやあ、、直接言えることでないし、個人的な場なので声を大にして言いたいですけど、

チップ、ちゃんとしたほうがいいよ!!!!!!!!!

ヨーロッパではホテルでもレストランでも、サービスを伴う場では必ずチップがあります。

これは日本人であろうと日本食であろうとあります。

当たり前です。ここはドイツなので。

 

日本食レストランは特に、時給が最低時給(時にはそれ以下)で設定されていることが多く、ほとんどの場合昇給しません。

サービス料金などもないので、チップはとっても大事なのです。

 

チップは、特別にサービスが良かったらもちろんのことですが、基本的に飲食した金額の10パーセント払うもんだと思って外食をしてください!!!!!と、面と向かって言いたい!!!!!

だって!!!!

 

海外駐在の日本のサラリーマンは、すっごく横柄な人が多いから。

しかも、めっちゃ、え??ってくらい食べて飲みます。

接待や会社の飲み会で日本食レストランを利用することが多いためか、

ものすごく注文が多い・・・。

お店が超忙しいときでも、店員を急かしたり、あからさまにムッとしたり、、、、

基本的にレストランで働く人にリスペクトがないのだと思います。

 

そして、最終的に営業時間が終わっても居座り続けた挙句チップなし!!

 

これは完全に嫌われます。

 

嫌われても別に出張だからもうこないしいい。とか思ってたとしたら、もう本当に終わってる大人だとしか言いようがありません。

旅の恥はかき捨て

という言葉が日本にはありますが、

そんなことをしていたら、日本人のサラリーマンが来るたびにモチベーションさがるし、そもそもお店に入れたくないとすら思います。

 

日本ではチップなしで最高のサービスを受けられますが、

それはそれなりの報酬をもらっているし、そのサービスをお店が評価し昇給するシステムがあるからです。

ヨーロッパでは、サービスに対して謝礼するのはお客さんなのです。

そういう意識がなく外食をすると、かなり痛い人になってしまうので本当に注意してもらいたいです。

 

と、先日メッセ(電子機器の大規模展示会)があり、日本人サラリーマン御一行が6組くらい来て全テーブルチップなかったときの憤りが未だに忘れられず、最近じゃあ、日本人でスーツ着てる人(お客さんでもないのに)見るたびに不機嫌になってしまうという日本人拒否反応がでてしまい、気持ちを整理するためと、ホンの少し、この言葉が届くといいな、、と思って書いてみました。

 

 

 

メッセージ

はこちらからどうぞ、、。

ドイツの美大受験〜聴講生番外編〜

一通り、ドイツの美大合格までのてんやわんやを書き綴ってみましたが、

大事なことを書き綴り忘れていました!

 

「聴講生」

 

についてです。

※ちなみに、聴講生といっていますが、うちのアカデミーの場合、聴講生と訪問学生(研究生?)という二つの区分があり、わたしは後者の立場だったのですが分かりやすくするために聴講生と書きます。単位などは気にせず制作だけしてればいい割に、教授は作品に親身になってくれるし、語学の授業を格安(一ヶ月集中講座5000円とか)で受講できたり、学生定期(これまた激安)をゲットできたり、学生証も正規の学生と同じ効力だったり(美術館タダ)・・・むしろこの制度使うのが一番受験準備としては最適なのだと、その立場になってから気がつきました。わたしは他校に進学しましたが、うまくやれば聴講生のコネでそのまま正規学生になれるチャンスも普通にあります。

 

しかし来たばかりのわたしはそもそもこの制度を知らなくて、

いや、なにも

本当になんっにも

決めないでドイツ来ちゃったので、年齢的にすべりこみだったこともあり

とりあえずワーキングホリデーという制度を使うことにしました。

 

ワーホリはドイツの場合31歳の誕生日までなら申請でき、

抽選などもないので年齢的に問題なければ誰でも1年間はドイツにいられます。

 

働く時間も自由、働かなくても自由、学校行ってもいいし、ひきこもりでも良い。

 

という、なんていうか、大手を振って適当に生きられる1年間の切符です。

わたしも割と仕事を辞めたばっかりであたまぼーーーっとしていたので、

そういう1年を送るのだとばかり思っていました。

 

しかし問題は、アトリエはどうするの?

ってこと。

 

ベルリンにいたわたしは、たくさんアトリエ貸しの広告を見ましたが

家賃+アトリエ代=高い

ので家でこちょこちょ描いたりしてました。

 

しかし、翌年の受験を控えマッペもしっかり作りたいし(勿論油絵具で。)

こりゃ普通のWGじゃ無理だな・・・と

 

そんなとき、わたしがのちに聴講生をすることになるアカデミーの

友達から連絡がきました。

彼もまた聴講生で1年だけドイツで制作し、帰国しました。

「聴講生やれば?うちで」

と、いきなり言われ、

「そんな簡単になれるものなの・・・・?」

と半信半疑でしたが

彼の通うアカデミーのサイトを覗くと気になる教授が2人ほどいたので

ダメ元でメールしてみました。

「わたしは日本人でもう卒業してますが、あなたの作品をみて是非学ばせてもらいたいと・・・・・・(ファイル添付)、」、と。

 

しかし時は7月。

 

7月の終わりには夏休みに入り、10月には新学期が始まります。

 

想像した通り、一人から返事が来て、

「もう次のセメスターはクラスのメンバーが決まってしまって満員です。」

と言われてしまいました。

 

こりゃだめか、と思ったら

 

例の友達から電話が

 

「おめでとう!うちのクラス是非取りたいって!」

 

????????????

え、どういうこと?

と思ったら、なんと、気になるーと思ってメールした一人の教授が

その友達のクラスの教授だったらしく、

すぐ電話してあげるように言ってくれたらしいのです・・!!!!

 

本当に偶然!!

 

しかも作品を気に入ってくれたらしく、

時期が遅かろうとなんだろうと教授が言えばだいたいOKなドイツ、

とんとんと話が進み、晴れて聴講生としてアトリエ問題をクリアすることができました。

アトリエだけでなくとにかく最初に書いたように様々な特典付き!!

まさに至れり尽くせりとはこのこと!!

 

ベルリンを離れるのは悲しかったけど、

こうしてまとまったマッペ作りに専念できてなかったら

きっとドイツに残れてないので、本当によかった。。

 

ただ街やアカデミーによって聴講生のシステムは違うので

一度確認したほうがいいと思います。

 

カウチサーフィンというサイトを使ってみた。

カウチサーフィンというサイトに長年登録しつつ一度も使ったことがなかったので、

今回おそるおそる使ってみました。

www.couchsurfing.com


といってもカウチに泊めたわけでも泊まったわけでもありません。

ビール2杯で4時間くらい喋ってきました。知らない人と。


カウチサーフィンというサイトは日本でも使われている

世界中でひろがった大きなネットワークです。


【そもそもカウチサーフィンとは、、】
旅行先など現地の人の家のリビングのソファーや、客間のベッドなどに無料で泊めたり泊まらせてもらうこと。自分の経験を話したり一緒にビールを飲んだりして時間を共有することが目的でお金を媒介しないのが特徴。ほとんどのホストが以前カウチサーフィンで泊まらせてもらった経験を他の人に返したいという善意で始める。が、中には変な人もいるので注意深くプロフィールを読む必要がある。



今回わたしは、泊まっても泊まらなくてもどっちでもよかったので

気紛れにこう書き込みました。


「ミュンヘンに二日間の予定で再来週行きます!10月からミュンヘンに引越します。」


短いですが、プロフィールを読めばだいたいどんな人かわかると思うのでさっぱりと。


すると、来るわ来るわ、様々な男性から怪しげな(失礼?)お誘いが…。

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やはり、女性、日本人、1人、と隙だらけなので書き込みに反応してくれる人にまともな人は居ないのか、、と思っていたら、気になるメッセージを発見。


ドイツ人なのですが、きちんとした日本語で短く、


「よかったらお茶とか散歩とかしましょう。」


と書かれていました。


なんだかいい人そうなのでプロフィールを見ると、日本に住んでいたもよう。

好きな音楽のところに、⚫︎シガーロス、⚫︎キースジャレット、と書かれていて、

悪い人ではないと確信したので、会ってみることにしました。

すると待ち合わせに現れたのは・・・

 

 

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やっぱり!!

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オK!!

ということで、

結果、本当に悪い人ではなかったです!笑


日本語とドイツ語で色んな話をして、良い夜でした。友達として関係が続くかはわからないけど、少なくともひとりであまり興味のないレイトショーをドイツ語で観るよりは、はるかにいい時間でした。


※因みに本当にカウチを探しているなら、ホストのプロフィールをきちんと読んだ上で直接リクエストを出した方が良いです。あくまで慎重に、女性ならなるべく女性もしくはカップルを選ぶべし。と、人から聞きました。

5回目の引っ越し〜こうなったら10回目指すことにするか〜

ドイツにきて早1年4ヶ月にして早5回目の早引っ越しと相成りました。

今回は入学のため隣町に移ることになり、まあ隣町つってもドイツは広く高速バスで3時間かかりますので通うのは断念せざるを得ませんでした。あう

 

以前も日記に書きましたが、とっても優しい人々ととっても素敵なとっても便利な街の中心のとってもとっても安いWGを満喫しており、このWGをとるかアカデミーをとるか真面目に悩んだほどでした。

 

短期で移り住むのを繰り返して、ようやく手に入れた自分の部屋。

ほんっとーーーーーーーに惜しい。

惜しい、ん、だ。が。

まあ引っ越しますよ。

 

安い家探しまくったけど、今の家みたいな破格な物件はもちろんない

ないどころか、平均的に他のどの都市より100ユーロ(1万円ちょっと)以上高い!!

 

結局今回はストレスを溜めないようツテを頼ることに。

今の家の同居人の友達が、わたしの次に住む街で働いていて、

或る日突然

「仕事も家も何もかも全て置いて旅に出るわ。」

とドロップアウトを宣言したため、彼女の住んでいた家の家具やら食器やら全て引き継いで一人暮らしをすることになったのです。

 

家賃は2倍になり(今までが安すぎたんだが)

家計は火の車。今ざっと向こう3ヶ月の生活見積もってみたけど、

 

いやーーーー

 

・・・・・・・・

 

 

バイトも少し増やして(やだけど)、

なんとかギリッギリてとこでしょうか。

いやなんか見落としてる項目ありそうだけど、、、

 

こわすぎる。

 

スリルがありすぎる。。

 

 

というわけで10回は目指さないまでも、落ち着いたらもう少し安いところに移りたいなあ〜と考えています。

 

まあ次のとこも人に言わせるとすっごいお値打ちらしいんだけど。

 

お値打ちってのと安いってのは違うからね!!

 

お値打ちに興味はないの!!!!

 

安い家を、わたしにただただ安い家をくれ〜〜〜〜〜!!!!!!

 

 

ドイツの美大受験〜ついに合格編〜

先日件の隣町の美大の実技試験と口頭試験があり、口頭試験のあと、

Sie haben bestanden.  (合格です)

と言われ、無事に美大受験を終えられました!

長かったー、、、

マッペ審査が二回もあっただけに、大丈夫だろうとはおもってましたが、実技試験も課題に応えながら自分の制作ができるような方向へ考えて楽しく制作できたのでよかったです。

しかし、口頭試験はカオスだった。

一部屋に2つの審査員グループが入り、談笑しながら応募者の作品を見たり見なかったり、、とにかくうるさい!わたしの作品にもやんややんやの大騒ぎで絶対この人たち楽しんでる、、と思いながらも誠心誠意のドイツ語で話しました。

 

とにかく、決まって良かった。

わたしは来年受けるつもりはなかったので本当によかったです。

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ちなみに今いるアカデミーからはまさかの不合格通知が、、、!まあ、二つ受かっても隣町のアカデミーに行くつもりだったのですが、落ちるとは、、!まさに危機一髪。

あの時友だちが電話してくれなかったら、わたしは本当に絶望してたでしょう…ビザがあと1ヶ月で切れるのにここで落ちたらもう手立てなし。泣く泣く別れを惜しむ暇なく帰らないといけないとこでした、、

 

お誕生日会はセルフで

みなさん誕生日ってどう過ごしますか?

わたしの誕生日の過ごし方はといえば、毎年、誕生日の前日に急に

「もうわたしの◯◯歳終わりやん!!名作作らな!!!」

と、思い立ち、キャンバス張りから筆入れまで普段類を見ないスピードできびきびと作業をできる年に一度の日です。

歳をとる恐怖に追い立てられてやっとモチベーションがまっくす

ってダメだよな、今年はもっとこういう日を増やしていこう、

と反省する日です。

 

 

つまり、

 

 

 

 

一人です。

 

 

 

 

とくに大学卒業後数年は、みんなもわたしも働いているし平日だし休日なら休日で絵描きたいし・・・と、まあ誕生日は親に感謝する日でしょ、と。

さらーーと流すのが通例となっていました。

 

前にも書きましたが、去年は誕生日前日にドイツに来て、

誕生日はフランクフルトのホステルで一日中パソコンの前に座り家を探していました。

 

まあそれもわたしにとっては普通のこと、

もうオメデタイ歳でもないし今年もさーーっと流れるのだろうと

思っていました。

 

が、

 

今年はなんと、

 

お誕生日会(いくつだよ)をやることになってしまったのれす!!!!!泣

 

誕生日は自分で主催し自分で身銭を切るのがドイツ流。

日本と逆ですね。

日頃の感謝の気持ちをこめてお招きする日なのです・・・

 

しかし料理を全て自分で用意するのは無理なので一人一品もってきてもらうことにして、なんとか乗り切りました、というかすごくバラエティ豊かな料理が並んでなかなか豪華なパーティに。

 

結果的にうちの人と学校の人が知り合えて、

うちの人と普段しない話ができたり、逆もまた然りで、

すんごく楽しかったです。

 

ドイツ新参者のわたしがパーティなんて開けるんかいと

びくびくしてましたが、よかった・・・

 

なにより、日本みたいに「誰も祝ってくれない・・皆わたしの誕生日など忘れているんだわ・・・」とか悲しい気分になりながら一人酒を煽る。みたいな、無駄にブルーな気分にならずに済むのはドイツ流のいいところ。

 

小さなことだけど、わたしの中にあった根暗な部分が一皮剥けた感があり、

成長を実感する誕生日となりましたとさ。

 

ベジタリアンとビーガンとわたし

ドイツにいるとベジタリアンによく出会います。

さらにビーガン(卵チーズもたべないひと)もたくさんいます。

さらになんらかの食物アレルギー(小麦、砂糖、大豆などなど)をもつひともとてもたくさんいます。

 

そしてわたしはなにを隠そうそんな人たちと一緒に住んでいます。

 

はっきりいって

 

 

とても

 

 

やりづらい・・・・・

 

 

それ以外は素晴らしい人々で、優しいし楽しいし一緒に住めて本当に幸せなんだけど、

なんだけれども、なのだがしかし・・・・

 

わたしはじつはイギリスに住んでいた1年半と日本に帰ってきてからしばらく、大体3年くらいベジタリアンでした。とても短い間だけど、わたしにとっては大きな転換点でした。

なぜベジタリアンになったかというと、イギリスの物価の高さが原因でした。

魚はおろか肉も日本のスーパーの3倍くらいの値段で、わたしは果たしてそこまでお金を出してこの肉を食べたいのか、、?と考えた末の結論でした。

肉がどうやってスーパーの店頭に並ぶのかというドキュメンタリーを見たことも大きく、じつは今でもスーパーの肉を買うことはほとんどありません。

 

ですが、わたしはベジタリアンをやめました。

 

なぜって寿司が好きだから!!!笑

 

世界で一番好きなもの寿司。イギリスではろくな寿司がないので、ついうっかり忘れていたのですが、日本に帰ってしばらくしたら、

いや、寿司っしょ。やっぱ。

となったのでした。

 

肉も、頻繁ではなくとも、どうしてもたべたい時ってのがあるようで、

それには素直に答えてあげたいと思ったのでした。

 

わたしの場合は理由が経済的な問題と、スーパーと畜産という仕組みの問題なので、それ以外で納得できたらいただきます。となるのですが、

 

動物愛護

 

これが問題でベジだったりビーガンだったりすると、とても手強いです。

かわいそう→たべない。ということは、たべる→さいてい。なわけで、、、

いや、でもわたしは食べますけどね!!!!

ちょっとここは触れてはいけない問題になってしまいます。

 

ただ彼ら、ベジやビーガンが健康的だとも思っていて、それは全然違うぜよ。

と言ってやりたい。

 

どうしたってタンパク質が足りない彼らは、甘いものを欲しがります。

エネルギーを手っ取り早く取れるから。甘いものはたまに食べるから美味しいのであって、毎日たべるものではない。

 

これはわたしが摂食障害になったときに経験した流れそのままです。

ダイエットがきっかけで厳しい食事のルールに振り回されていた2〜3年前(もうそんな前なのか、、、)毎日パンケーキやアイスや菓子パンをたべ、それを埋め合わすように食事を制限していました。

甘いものが好きなんだと思い込んでたのですが、じつは悪循環にはまり込んでいただけだったのです。泣

 

そして甘いものと同時に、油分を欲しがります。

マーガリンやピーナッツバターを大量に使います。

 

健康的とはとうてい言えない偏食です。

 

ビーガンは特に、植物性のタンパク質(主に大豆)をどれだけたくさん摂れるかが大事なのですが、なんとわたしの同居人、ビーガンで大豆アレルギーときた。

それゆえ彼女はせっせと週3くらいでケーキを焼いています。

せめて卵だけでもたべるといいのに・・・

 

と老婆心ながら思うのです。

まあ、言いませんが。

 

わたしも野菜を中心にたべるし、工夫をして料理するのは好きなのだけど、お肉も大切につくられたものはありがたくいただきます。自分が食べるものを「気持ち悪い」と言われるのは気持ちの良いもんじゃあありません。

 

彼らは自分たちだけが食べ物のことを考え、環境を考えていると思っていますが、お肉を食べるひとであっても、なにをたべるかを選んでいます。

 

とちょっと愚痴でした。

 

こういうすれ違いは文化のせいではありません。

勉強して体で実感して初めてわかることがあります。

食べ物は自分の体と社会とのバランスです。